第40回全日本学生アルペンチャンピオン大会(学チャン)
2025/2/4-7 GS GS SL SL
すべてエントリーオーバーにより出場できず
めちゃめちゃ出るつもりでいた学チャンはエントリーオーバーにより出場することができませんでした。
それもそのはずでGSは朴の木の一戦分しかポイントを得ておらずSLに関してはSAJ、FISともにポイントを持っていませんでした。
学チャン前にもっとFISレースに出ておけばよかったと後悔しました。
FISレースの厳しさを実感しました。
とりあえず返金の2万円をドでかいプロテインに変換して突如できた四日間の練習期間を無駄にしないようにしようと決意しました。

話は変わりますが、朴の木からインカレにかけての期間技術面はもちろん精神面の成長が大きかったと思います。
その期間は同スキー部の同級生の仲間(D君)と一緒に白馬に籠っていたのですが、スキーに向かう車内でD君に大会で緊張してしまい実力を出すことができないという話をしました。
D君は高校時代バトミントンに打ち込んだ結果一浪して筑波に入ったスキー大学初めの哲学専攻の変人です。
相談に乗ってみたところ考え方がだいぶ変わりました。
それは元々自分に備わっている実力に対して大会において自分が発揮することができる力の割合は各人においてほぼ先天的に決まっていると思い込むということです。

私は以前まで大会で納得いかない結果だったとき練習ならもっとうまく滑れていたのに、実力を出し切ることができなかったなどと考えていました。
大会において人間はもちろん緊張するし思うように体が動きません。
練習通りにやろうと思ってできる人も極稀にいますがほとんどの人は頭が真っ白になってしまいます。
それで思うような結果ではなかったとき多くの人は頭が真っ白になってしまったことが原因だと考え次の大会はもっと冷静になってスタートバーを切ろうとします。
私もそうでした。
しかし、この考え方では根本の解決には繋がっていませんでした。
D君と話す中で気付けたのは緊張してしまうには緊張してしまうのだから自分の実力の80%でも周りに勝てるようになればいいということです。
そう考えることで普段から自分の実力を上げることに集中できるし、大会を自分の実力を確認する場所として捉える分なぜか緊張しすぎないようになりました。

