【基礎からわかる】アルペンスキーに必須なヘルメットについて【徹底解説】

悩んでいる人

競技をするには特殊なヘルメットが必要って聞くけど、普通のヘルメットとどう違うの?
ヘルメットにはどんな種類があるの?
競技スキーを始めてみたいけど用具が多すぎて何を買えばよいかわからない!

以上のような、お悩みを解決します

本記事の内容

  • ヘルメットとは?
  • ヘルメットの種類や値段は?
  • あなたに最適なヘルメット
  • ヘルメットの購入方法
  • ヘルメットの注意点
目次

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スキーヘルメットとは?

スキーヤーの皆さん!
ヘルメットを着けて滑っていますか?

ヘルメットの重要性は明らかですよね。
勿論その理由は、「頭部を衝撃から守る為」です。

ヘルメット

スキー場を滑走する際には自然の危険が沢山あります。

スキー場の様々な危険
  • バランスを崩し、自分から転倒する危険性
  • 他の滑走者と接触する危険性
  • パークでアクションをする際に失敗する危険性
  • リフトの支柱など、コース外の障害物に当たってしまう危険性

海外の氷河などと比べた場合確かに日本の雪は軟らかく、転倒してもダメージを負わないケースもあります。

しかし、前日の雨が夜の間に冷えて固まる事でアイスバーンが誕生する事も珍しくはありません。

このようなバーンで転倒した場合
脳震盪や最悪の場合命を落とす可能性もあります。

このようなリスクを最小限にする為にヘルメットを着用します。
特に高速で滑走するアルペンスキーヤ―にとってヘルメットは、絶対に必要なアイテムです。

練習時の転倒

スキーヘルメットですが、ゲレンデ用の物としては以下のように大きく分類されます。

スキーヘルメットの分類
  • 一般スキー用ヘルメット
  • 競技用(レーシング用)ヘルメット

一般スキー用のスキーヘルメットは軽く、通気性が良いので快適に着用出来る事がメリットです。
しかし、競技用ヘルメットと比べた場合安全性に劣るという事がデメリットです。

中にはゴーグルを装着しなくて良い、バイザー付きヘルメット(眼鏡着用者に最適)なども存在します。

一般スキー用のヘルメット

競技用ヘルメットとは安全性が最も高いヘルメットの事

競技用のスキーヘルメットは高速の滑走を前提に作られているので、安全性が非常に高い事がメリットです。
しかし、一般スキー用ヘルメットと比べた場合重く、通気性が悪い事がデメリットです。

競技用のスキーヘルメット

競技スキーを行う場合、競技用のヘルメットを使用する事がほぼマストになってきます。
安全面では勿論、大会によってはヘルメットの種類に規定があります。

ヘルメットの愛称
  • メット
  • ハーヘル(ハーフヘルメット)

ヘルメットはこの場面で使う

アルペンスキーの練習は主に
ポールを用いないフリースキー
ポールセットの中を滑るポール練習
に分けられます。

フリースキー練習
ポール練習

スキーヘルメットは大会時/練習時、フリースキー練習/ポール内練習を問わずハイスピードでの滑走時は常に付けています

春スキーは暑い事が多い為、リフト時や練習後などには外す事もありますが、ヘルメット無しで所謂「ガチ滑り」をする事は基本ないです。

ヘルメットを使う場面
  • フリースキー練習
  • ポール練習
  • 大会

※ 雪上にいる間ほぼ全て

ヘルメットを売っているメーカーはここ

ヘルメットは様々なスキーメーカーが販売しています。
メーカーによってデザイン、フィット感、機能の特性などが異なります。

レーシングチームに所属している場合、そのチームが契約しているメーカーがある場合もあります。
その場合通常より少し安い値段でそのメーカーの用具を手に入れる事が出来る事もあります。

ヘルメットを扱っている主なメーカー
  • Sweet Protection (スウィートプロテクション)
  • POC (ポック)
  • UVEX (ウベックス)
  • bollé (ボレー)
  • SMITH (スミス)
  • SWANS (スワンズ)
  • BRIKO (ブリコ)
  • GIRO (ジロ)

ゴーグルとの相性で購入する人も多いですね!

David

同じメーカーのゴーグルとヘルメットはフィット感が良いです!

ヘルメット×ゴーグル

また、板を主な商品として販売しているメーカーの中にもヘルメットを販売している場合があります。

その他のメーカー
  • FISCHER (フィッシャー)
  • ATOMIC (アトミック)
  • HEAD (ヘッド)
  • SALOMON (サロモン)
  • ROSSIGNOL (ロシニョール)

板やブーツ同じメーカーのヘルメットを使用し、統一感を出すのも良いですね!

レーシングヘルメットにはどんな種類があるの?

アルペンスキーの種目
  • 回転 (スラローム/SL)
  • 大回転 (ジャイアントスラローム/GS)
  • スーパー大回転 (スーパージャイアントスラローム/SG)
  • 滑降 (ダウンヒル/DH)
回転競技(SL)の様子
大回転競技(GS)の様子

安全面に重きを置いた競技用ヘルメットですがSL競技においては、ポールが顔面に当たってしまう事があるので
チンガードという用具をヘルメットに取り付ける必要があります。

それに伴い、同じ競技用ヘルメットの中でもチンガードの取り付け方に応じて、更に二つのモデルに分類されます。

チンガード
競技用ヘルメットの種類
  • 普通の競技用ヘルメット (SL/GS兼用)
  • ハーフヘルメット (SL専用)

また、競技用ヘルメットの中にはMIPSというヘルメット内部に保護レイヤーを設ける事で
頭部を衝撃に対して高い性能で保護する事が出来るという画期的なテクノロジーを用いているヘルメットもあります。
※MIPS搭載ヘルメットには黄色のMIPSロゴが記載されています

MIPS ロゴ

競技用ヘルメットの分類

普通の競技用ヘルメットをSLで使用する場合、別売りのチンガード(ヘルメットと同メーカー)をヘルメットに装着する必要があります。

一方SL専用のハーフヘルメット予めヘルメットにチンガードが装着されています。

(奥) ヘルメット+チンガード (手前) ハーヘル

チンガードを着用したままGS(やSG)を行う事は危険である為、ハーフヘルメットを使用する場合は、ヘルメットの二台持ち(GSで使用するヘルメット)が必須となってきます。

対応競技競技用ヘルメット競技用ハーフヘルメット
SL (回転)
(別売りのチンガードが必要)
GS (大回転)×
ヘルメット種別と対応競技
競技用ヘルメットのみを使用する場合

メリット
・一つのヘルメットのみを普段から持ち運べばよい
・二台目のヘルメット代が浮く

デメリット
・GSとSLの練習種目変更時に毎回チンガードを付け外しするという面倒な作業がある
・快適性がハーフヘルメットより悪い為、SL競技中(練習中)も圧迫感を感じる

二つのヘルメットを種目に応じて使い分ける場合

メリット
・チンガードを付け外しする面倒な作業がない
・SL競技中(練習中)に頭部が快適

デメリット
・日頃から二つのヘルメットを持ち歩く必要がある
・二台分のお金がかかる

2つの手法共にメリット/デメリットが存在するので、自分に合った手法を選ぶと良いと思います。

David

僕はチンガードの着脱が非常に容易なメーカーのヘルメット(Sweet Protection)を使用し、一台のヘルメットで競技スキーをやっています!

ネジ式のチンガード/ヘルメット

以前は4つのネジでチンガードを取り付けるヘルメットを使用していましたが、午前と午後で練習種目(GS/SL)が変わる際時間のない昼休憩に永遠とネジ回しをする事がストレスフルであった為、ヘルメットを変えました

(間に合わずリフト上でチンガードを付けようとし、ネジをリフトから落とした事もあります笑)

初心者はSL時にポールの際を通って逆手でポールに当たる事は難しく、顔面にポールが当たる可能性は低い事から一番最初チンガードが不要な場合が多いです。

David

画像は人生初SL時の僕です笑。

初心者のSL

従って、一番最初に購入すべきは普通の競技用ヘルメットです。

上達しポールの際を通れるようになってきたら新しくハーフヘルメットを購入するか、そのヘルメットに合うチンガードを購入するかを選択するべきです。

ポール近くを通っている選手

FIS規定

SAJFISレースなどの公認大会に参加する場合は、普通の競技用ヘルメット、ハーフヘルメット共に
FIS対応のヘルメットが必須となってきます。

主な公認大会
  • インターハイやその地区予選 (高校生)
  • インターカレッジ (大学生)
  • SAJ B級/A級レース
  • FISレース

全ての FIS および SAJ 公認大会では、新規格対応表示(FIS ステッカー[RH2013])が明示されているヘルメットの着用を義務とし、DH、SG、GS 競技に適用される。メーカー公式付属品以外の装着は禁止とする。

SL では、ヘルメットの耳部分のソフトパッドの使用を認めるが、EN1077 または ASTM2040 認証が必須である。

※SAJ 特別規定

SL の FIS 規定については推奨とする。

SAJより引用

FISステッカーが貼られているヘルメットであれば基本大丈夫ですが、自分で判断するのか怖い場合
公認大会に出れるヘルメット/FIS対応のヘルメットとスキーショップの店員さんに聞けば大体どのヘルメットが対応しているかを教えてくれると思います。

David

僕は1年目からFIS対応のヘルメットで滑っていました!

FISラベル付のヘルメット

ヘルメットの値段

新品 新モデルの値段 (目安)
  • 競技用ヘルメット 2~7万円
  • 競技用ハーフヘルメット 2~7万円
  • チンガード 4~9千円

ヘルメットはどんな人に必要?

競技をやるならヘルメットは必須

スピードが出る競技スキーを始めるにあたって競技用ヘルメットの購入はマスト!
まず最初に購入するべき用具一つがこのヘルメットです。

初心者のうちはまずは一つ普通の競技用のヘルメットを購入しましょう!

競技用ヘルメット

ヘルメット選択の基準!私に必要なヘルメットはこれ

競技用ヘルメットを選択するにあたって考慮すべき項目はこのようなものがありました。

競技用ヘルメット選択の基準
  • メーカー
  • 種類 (普通/ハーフヘルメット)
  • FIS規定
  • チンガードのつけやすさ
  • ゴーグルとの相性
YES・NOチャート

普通の競技用ヘルメット
・初めてのヘルメットを購入する人
・一台のヘルメットのみで競技をしたい人

にオススメです!

普通の競技用ヘルメット

SL専用のハーフヘルメット
・既に競技用ヘルメットを持っている人
・チンガードを取り付けする作業が億劫な人
・ヘルメットを2台持ち歩くのが苦じゃない人

にオススメです!

SL専用のハーフヘルメット
David

長期間使用する事を想定した場合、初心者としての最初のヘルメットであっても
少し高価な、チンガードを取り付けやすい競技用のヘルメットをオススメします!

また、公認大会に出場する場合はFIS対応のヘルメットにしましょう!

オススメ商品

ヘルメットはどこで買えるの?

①:オンライン通販

オンライン通販として日本最大規模を誇るのが
スキー用品通販店「タナベスポーツ」です!

用具が決まっている場合は、通販で購入するのが一番楽ですね!

David

僕も通販が一番楽なので、スキー用品は基本的にここから購入します!

タナベスポーツは楽天市場にも出品していますが、
公式サイトが最速で最安値
になるよう工夫しているようなので、公式サイトで購入する方がお得ですね!

タナベスポーツで取り扱っていない商品を購入したい場合にのみ、楽天市場の他のお店から購入する事をオススメします!

②:店舗販売 (早期予約会)

レーサーの大学生がオフシーズンのアルバイト先によく選びがちなのが、スキー専門店(スキーショップ)です。

東京の主なスキー専門店
  • 石井スポーツ
  • カンダハー (KANDAHAR)
  • FUSO SPORTS

スキー業界では早期予約会というイベントが毎年6~7月に行われています。

このイベントは各専門店が、次のシーズンに販売するモデル (ニューモデル)の事前予約を受け付けるというものです。

例:カスタムフェア (石井スポーツ)

毎年会場を貸し切って、大規模なスキー展示会が開催されます。
日本各地で行われますが、基本的に各都市で一回の週末にのみ開催されます。

今年の東京会場は池袋でした!

2022年度 カスタムフェア

ヘルメットを持つ上での注意点は?

新モデルは直ぐに手に入らない

早期予約会などで新モデルを購入した場合、直ぐに手元には来ません!
あくまで予約会なので、実際に納品されるのはその年の10月~12月になります。

従って、早めの11月にシーズンインしようとした時にまだヘルメットがない!
なんて状態にならないように気を付けてくださいね。
※ お店によっては事情を説明したら早めに納品してくれる所もあり

中古品は要注意

ヘルメットに関しては
新品を購入する事を強くオススメします!

中古品のヘルメットは耐久性が劣っており、転倒やクラッシュ時に新品ほどの効果を発揮しない可能性が高いです。

一番守らないといけない頭部を保護してくれるヘルメット出来る限り新品を購入しましょう。

クラッシュ時の様子

買い替え頻度

新品であっても、ヘルメットは経年劣化が起こる為(外観に大きな変化が無くとも)買い替え頻度としては
3~5年を推奨しているメーカーが殆どです。

また、ヘルメットは基本的に一度ダメージを受けたら保護機能が元に戻らない為、大きな衝撃を受けた場合にも、交換した方が無難ですね。

David

僕はデザインに惚れて買い替える事もあります!

まとめ:ヘルメットを購入してアルペンスキーを始めよう!

いかがだったでしょうか?
最後に、内容をおさらいしていきましょう。

  • ヘルメットとは頭部を守るアイテムの事
  • 競技用ヘルメットには普通の競技用ヘルメット競技用ハーフヘルメットがある
  • 公認大会に参加する人はFIS対応のヘルメットを選ぶべき
  • チンガードを付けやすいヘルメットを購入するのが無難
  • 必ず新品のヘルメットを購入するべき

是非、競技用ヘルメットを購入してアルペンスキーを始めましょう!

David
大学院生レーサー
ゼロから始めるアルペンスキーの運営者です!
競技を続けている間にアルペンスキーについて体系的にまとめていきたいと考えています!
わかりやすいサイトを目指していますので、是非初心者の方にも紹介してください!
YouTubeでも自身の活動やアルペンスキー全般について紹介していますので、そちらも見ていただけると幸いです!

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スキー用品専門店タナベスポーツ
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引用元: J SPORTS

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